浅茅生　鶺鴒鳴　(せきれい鳴く)

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平井商店は1658年（万治元年）、東海道五十三次53番目の宿場町・大津宿（現：滋賀県大津市）で創業しました。

水よし・米よし・気候よし、と酒造りに適した土地で、「大津酒」という言葉があるほど、この地方の酒は愛されてきました。

現在も旧東海道からひと筋裏にある商店街のアーケード内にあり、平井商店の建物がその当時の雰囲気を伝えています。

とても素敵な若夫婦が作る絶品のお酒です！

是非飲んでみて下さい！

鶺鴒鳴(せきれいなく)は七十二候の一つ(九月十二日から十六日頃)で文字通り鶺鴒が鳴き始めるという意味です。

鶺鴒は、黒と白の小鳥で、長い尾を上下に振る動きが特徴です。

古来より「恋教え鳥」とも呼ばれています。

秋空の下、鶺鴒が鳴き、だんだん人肌恋しい季節になってきます。

そんな時期に間に合うように出来るだけ早く新酒を届けようと蔵の方が造りました。

まだ暑い時期の仕込みですので、低温管理を維持できる少量しか仕込めず、できたお酒の量も少ないです。

少量生産ですが、浅茅生の今期の初搾りをお楽しみください。

「しぼりたて」らしいピチピチしたフレッシュ感。

スッキリした綺麗な飲み口、米の旨味と酸のバランスがよく、どんどん飲めます。

開栓すぐも楽しめますし、２～３日経ってから甘味が膨らんだ頃もおすすめです。